- インターネット回線ってどれがどんな違いか分からない
- それぞれの特徴が知りたい
- どれがおすすめなのか?
今や現代には欠かせないインターネット。
しかし、種類が多く、迷ってしまったり、なんとなくで使っている人もいます。毎月料金も発生し、使っていない機能があるのに、支払いだけするのはもったいないです。
そこでこの記事では、インターネット回線の種類、それぞれの特徴やおすすめの人をわかりやすく解説しています。
この記事を読むことで、
- 無駄な出費を無くすことができる
- 自分のライフスタイルに合うネット回線が分かる
- より快適に生活できるようになる
上記のメリットがあり、あなたに最適な使い方が見つかり、料金、使い方ともに満足できる生活が送れます。
インターネット回線は、大きく分けて2種類、そこからさらに分けると5種類に分かれます。有線タイプは速度が安定しますが、使える場所が限られます。無線タイプは、どこでも使えるけど、電波は不安定で弱かったりします。家でしかネットを使わない人は有線タイプ。仕事など外で使う人は無線タイプがおすすめ。
ネット回線は大きく分けて有線と無線の2つに分かれる

ネット回線を大きく分けると、以下の2つに分かれます。
- 有線タイプ(機器に直接LANケーブルをつけるタイプ)
- 無線タイプ(ルーターなどからでている電波を拾ってネットに接続するタイプ)

有線タイプの特徴は以下のとおりです。
- 通信速度が速い
- 回線が安定している
- 無制限で使い放題
- 工事が必要(時期によっては2カ月かかる場合も)
- ケーブルの配線や設定が手間がかかる
無線タイプの特徴は以下のとおりです。
- 工事が不要ですぐに使える
- ケーブルなどの配線が不要
- ポケットWi-Fiなど別機器があれば、どこでも使える
- 速度が遅い
- 電波が悪い
- セキュリティが甘い

私の場合は、速度が必要なゲームなどは有線タイプ。速度より配線が気になるものは無線タイプにしています。
無線タイプは、速度が有線タイプに比べては遅いだけであり、通常利用なら、さほど気にならない速度です。
しかし、回線が不安定なので、時間帯によっては、全く動かなかったり、動作が重いときもあります。

昼の12時、夜の7~8時は込み合うことが多いです。
街中とかで使える無線タイプの無料Wi-Fiは、セキュリティがかなり甘いため、使用しないことをおすすめします。クレジット情報など盗まれ、不正利用の原因になったりします。

前はテレビなど有線タイプが多かったですが、今は無線でも対応しているテレビが多く、無駄な配線が出ないのが便利です。
2つのタイプをさらに分けると5つに分かれる
有線タイプと無線タイプをさらに分けると、以下の5つに分かれます。
回線 | 種類 | 下りの最大速度(数値が高いほど早い) | 開通工事 |
---|---|---|---|
有線 | 光回線 | 1Gbps~ | 必要 |
有線 | ケーブルテレビ(CATV) | 100Mbps~1Gbps | 必要 |
有線 | ADSL | ~50Mbps | 必要 |
無線 | ポケットWi-Fi | 約550Mbps | 不要 |
無線 | ホームルーター | 〃 | 不要 |
基本的には5つで分けることができますが、光回線ができる前に主流だったADSLは、2024年3月で提供終了します。なので実質は4つに分かれます。

私は、ホームルーターを使ったことがありますが、コンセントを差すだけで便利だけど、速度が遅いのでやめました。
【有線】光回線:自宅でのネット利用なら最も定番

光回線は、現在最も主流としているインターネット回線です。NTTなどが光ファイバーケーブルを媒体としています。

○○光などCMなどでも流れており、インターネット回線では最も有名どころです。
光回線の特徴は、インターネット回線の中では、最も高速で安定しています。

家で契約する場合は、価格、使いやすさを考えても、契約もしやすく一番のおすすめです。
有名どころでは、以下のような光回線があります。
- フレッツ光
- ソフトバンク光
- ドコモ光
- auひかり
使いすぎたら料金が上がる心配をする人もいますが、光回線は使い放題で契約なので、どれだけ使っても月額料金から料金は上がることがないので、使いすぎても心配する必要はありません。
また光回線のタイプには【一戸建てタイプ】と【マンションタイプor集合住宅タイプ】があり、工事料金など差がある場合もあります。相場としては、15,000~25,000円ですが、土日祝など業者によっては追加料金がかかる場合もあります。
【有線】ケーブルテレビ回線:J:COMの無料インターネットや各地方のCATVが有名
ケーブルテレビ回線は、地デジやCS、BSなどのテレビ放送ケーブルを介してのインターネット回線です。
光回線に比べると、知名度や利用者も少なく、回線速度も遅いです。ただ、物件によっては、無料提供されていたりもします。

学生マンションやワンルームマンションに無料提供されていることが多いです。
各地方によって、料金は異なりますが、ケーブルテレビを契約している人なら、トータルで見ると料金は安くなります。
【無線】ポケットWi-Fi:外出先でも安全にWi-Fiが使える

いろいろなところにある、無料Wi-Fiは簡単に使える反面、セキュリティが甘いです。そこでポケットWi-Fiを持っていることで、安全にどこでもWi-Fiを使うことができます。
唯一、外でも使えるインターネット回線です。工事もなく、契約して手元に届けばすぐ使えるのもポケットWi-Fiの魅力の一つです。
ただ、光回線に比べて、速度が遅く、サクサク作業ができない時もあります。

私も使っていた時期はありましたが、速度の遅さが気になっていました。
総務省の統計データでも、令和5年の契約数も約8,400万件と、リモートワークなどが増えているので、使っている人も多いです。

どこでも使えるのは、仕事の効率も上がり、とても便利です。仕事内容次第では、必須アイテムです。
【無線】ホームルーター:コンセントを差すだけで工事不要!すぐ使える!

ホームルーターは、コンセントに差すだけで、ネットが使えるインターネット回線です。
工事がなく、機器があればすぐに使うことができます。
しかし、光回線に比べると速度は遅く、電波の届く範囲も狭いです。

私の場合は、工事までに期間が空くので、ホームルーターを使っていました。離れると電波が弱く、主に使うパソコンの横においていました。
最近は、賃貸に住んでいる人に人気があり、使っている人も増えています。通信料も月額制で、使い放題なので安心して使うことができます。

他人を家の中に入れたくない人も多く、そういった人にもおすすめです。
各回線の月額料金の比較:契約会社やプランで変わる
各回線の平均的な料金は以下のとおりです。
回線の種類 | 平均的な月額料金 |
---|---|
光回線 | 4,000~6,000円 |
ケーブルテレビ回線 | 2,000~5,000円 |
ホームルーター | 3,000~5,000円 |
ポケットWi-Fi | 3,000~4,000円 |
どの回線も大きく差はありません。しかし契約内容次第では、割引があり、もっと安くなる場合もあります。
どの回線も基本的には無制限で使い放題なので、平均以上の料金になることはないです。

私の場合は、通常料金から500円の割引があり、少しお得に利用しています。
各ネット回線のおすすめの人を解説:基本的には光回線がベスト

各ネット回線には、それぞれ特徴があり、あなたの生活環境、ネットの利用の仕方など様々な状況で選び方が変わってきます。
各ネット回線を選ぶときのポイントやおすすめの人を解説します。
光回線がおすすめの人:どの回線かで悩んでいる人は光回線で間違いなし
光回線をおすすめするのは以下のような人です。
- 自宅でサクサク使いたい人
- パソコン、スマホ、テレビなどいろいろなもので使いたい人
- 一軒家の人、しばらく引っ越す予定がない人
- 三大携帯キャリアを使っている人
- 複数の人(家族など)と利用する人
どの回線を選んでいいかわからない人や2年以上同じ場所に住む人は、光回線がおすすめです。回線の中で最も高速で、複数の機器で使用しても安定して使えます。
今はスマート家電も流行っており、Wi-Fiが必要だったりもします.。
Wi-Fiを使用するときは、別途でルーターの購入が必要
三大携帯キャリアで申し込むと、セット割りなどで、料金も安くなります。
詳しくは各HPで確認してみてください。

私は、複数の機器で使用するので、光回線を選びました。
ケーブルテレビ回線がおすすめの人:CS、BSを良く見る人
ケーブルテレビ回線をおすすめするのは以下のような人です。
- よくテレビを見る人
- CSやBSを観たい人
- 工事ができない人
- プロバイダなど契約の手間を無くし、手軽にネットを使いたい人
ケーブルテレビ回線は、いろいろなテレビ番組が見れるのが特徴です。なので普段からよくテレビを見る人だったり、地上波以外でも楽しみたい人にはおすすめです。
本来ネットを使うためには、プロバイダの契約も必要です。ケーブルテレビ回線は、回線とプロバイダを一緒にしたサービスを提供しているので、契約などの手間が省けます。
しかし、NETFLIXやAmazonプライムビデオなど配信サービスが充実しているので、サービスを利用している人は、だんだん少なくなっています。

地上波は12チャンネルしか観れないけど、J:COMは90チャンネル以上観れます。
ホームルーターがおすすめの人:1年以内に引っ越しする人やすぐにネット回線を使いたい人
ホームルーターがおすすめの人は以下のような人です。
- 近いうちに引っ越しを考えている人
- 自宅メインでネットを使う人
- ある程度の安定した速度が欲しい人
- すぐにネット回線を使いたい人
光回線を使うためには、工事が必要で、2年の分割払いとしているところが多いです。なので1年しか住まないようでは、工事するのがもったいないです。また、工事には時間もかかります。込み合っていると、2カ月かかる場合もあります。

私の場合は、いろいろあって、1カ月半くらいかかりました。
ホームルーターは契約次第すぐに使えて、コンセントを差すだけなので、簡単で便利です。
ポケットWi-Fiでもいいですが、ホームルーターのほうが安定した速度とバッテリーも気にする必要がないので、室内で使うならホームルーターがおすすめです。

私も光回線の工事が来るまでは、ホームルーターを使っていて、コンセントを差すだけなので、どの部屋でも使えるのが便利でした。
ポケットWi-Fiがおすすめの人:外出先でもよくネットを使う人
ポケットWi-Fiがおすすめの人は以下のような人です。
- 外出先でよくネットを使う人
- すぐにネットを使いたい人
- 料金を安く済ませたい人
ポケットWiFiは、唯一持ち運びができる回線です。なので外出先でもパソコンやスマホを使うことが多い人にはおすすめです。
契約次第すぐに使えるので、工事が待てない人や急ぎで使いたい人に人気です。

私は、旅行先や車でも使えたりするのが便利だと感じています。
光回線に比べて、料金も安いので、なるべく安く済ませたい人にも向いています。
ただ、回線速度が遅いのと、複数で使うときはあまり向いていません。

少し料金はかかるけど、家では光回線、外ではポケットWi-Fiが最強の組み合わせです。
まとめ:基本的に光回線を選べば失敗しない
インターネット回線は大きく分けると、有線タイプと無線タイプに分かれ、さらに細かくすると、5つに分けることができます。
- 光回線
- ケーブルテレビ回線
- ADSL
- ホームルーター
- ポケットWi-Fi
ADSLは、2024年3月で提供終了するので、実質4つに分かれます。
どれがいいか迷ったときは、今の主流で高速で安定している光回線を選ぶことをおすすめします。(別途ルーターを買う必要あり)
ただ、すぐに使いたい人や工事ができない人は、コンセントを差すだけで使えるホームルーターが適しています。また、外出先でもパソコンなどを使う人はポケットWi-Fiがあると便利です。

家では光回線、外ではポケットWi-Fiが最も快適にネットが使えます。
光回線を選ぶ時は、携帯三大キャリアを使っている人なら、同じキャリアで光契約すると、セット割りで安く使えます。
自分に合ったネット回線を使うことで、より生活を快適にしていきましょう。